映画「抱きしめたい」で北川景子が患った病気ってどんな病気?

 

映画「抱きしめたい」が2月1日から公開されますね。

この映画では北川景子さん演じるつかささんが
「急性妊娠性脂肪肝」という病気になってしまいますよね。

「急性妊娠性脂肪肝」はどんな病気なんでしょうか?

「急性妊娠性脂肪肝」を知れば、
抱きしめたいをもっと理解できるかもしれません。

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※つかささんが妊娠前に患っていた病気についてはこちらを参照してください。
⇒ 「抱きしめたい」で北川景子が患った高次脳機能障害の症状って?

急性妊娠性脂肪肝って何?

まず「脂肪肝」とは、肝臓に脂肪が蓄積した状態です。
実はフォアグラも脂肪肝の1つです。

 

 

そして「急性妊娠」脂肪肝(acute fatty liver of pregnancy (AFLP))とは、
妊娠後期に発症し、妊娠を終了させない限り回復せず、
急速に肝不全に至る怖い疾患です。

 

 

発症する頻度は、妊婦さんの7000~15000人に1人150000 人に1人
という報告があり、とても珍しい病気ですが、
重症化すると母子ともに死亡率が高いです。

 

 

全身倦怠感が襲い、嘔吐、吐血、悪心、黄疸などを妊娠後期に発症します。
診断・治療が遅れると肝不全へ移行し、さらに悪化すると多臓器障害が発症し、
母子ともに、またはいずれかが死亡する可能性があります。

 

 

「抱きしめたい」では母親とお子さんは助かるのか?
ここは自分の目で確かめてください。

抱きしめたい

急性妊娠性脂肪肝の原因は何?

急性妊娠性脂肪肝の原因は以下の3つが挙げられます。

  • 脂質代謝
  • リボフラビン、ミトコンドリアなどの異常
  • 女性ホルモンの影響

これらが原因として示唆されていますが、非常に珍しい病気であるため、
はっきりとした原因はわかっていません。

 

 

傾向としては、初めて出産する人に多く、
妊娠高血圧症候群と共に発症する人が多いです。
そして、男児を妊娠してる場合に多く見られます。

 

 

そのため、早期発見と早期の治療が重要になります。

治療方法はどんなものがあるの?

妊娠を終了させない限り回復しないので、治療の基本は妊娠の終結です。
全身管理を実施し、胎児の摘出を帝王切開を実行します。
その後、母親の症状に応じて治療が行われ、集中治療が求められます。

 

 

基本的には分娩後1週間前後で肝機能は正常に戻ることが多いですが、
急性期に死に至るケースもあるそうです。

 

 

いずれにせよ、とても危険な病気なので高度な治療が求められますね!

 

自分の身が危険な状態なのに、
その危険をわかっていながらも必死に子供を産む姿は
本当に凄いなと感じました。

 

 

母親も子供も助かる治療法が早く見つかることを願います。

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