医龍4の第4話で
今やロボットでガンの治療もできるようになったんですよ!
ですが、ロボット手術(ロボティックオペ)にはデメリットもあります。
そのロボット手術(ロボティックオペ)の
メリットとデメリットをご紹介します♪
ロボット手術「ダヴィンチ」って何?
ロボット手術「ダヴィンチ(da Vinci)」とは、
アメリカのインテュイティヴ・サージカル社が開発した
医療用ロボットを使った手術です。
1999年に初めてヨーロッパで臨床用医療機器として運用され、
日本においては、2009年に運用が始まりました。
アメリカにおいては、1500台、
日本においては、2014年1月現在で国内で40台が導入されています。
2012年4月には前立腺がんの全摘出手術が保険に適用され、
日本では前立腺がんのみが保険の対象になっています。
アメリカでは、前立腺がんに対する手術は98%がダヴィンチが使用され、
どんどん普及しています。
日本はまだまだ海外諸国に比べて、導入が遅れていると言えます。
ダヴィンチでできる手術は、胃がんや食道がんなど
主にがんの手術でロボット手術(ロボティックオペ)の実績が多くあります。
医龍4では盲腸の手術ですが、
がんの手術までロボットでできちゃうなんて本当に凄いですよね・・・!
費用は前立腺がんに関しては保険が適用されるため、
全額自費なら140万円程度を支払うところを
ロボット手術(ロボティックオペ)は先進医療なため、
自己負担が80万円程度になるそうです。
次にロボット手術(ロボティックオペ)の
メリットとデメリットを見ていきますね!
ロボット手術(ロボティックオペ)のメリット
ロボット手術は、本当に医師が手を加えず、
医師の遠隔操作により手術を行います。
ロボットの機能とても優れていて、以下の機能があります。
- 3Dカメラで患者さんの体内が見れる
- ズーム機能でさらに細かく体を見ることができる
- 人の2本の手より多い、3本のアームがある
- 2回転以上もリストが回り、つかむ・はずすも自由自在
- 人間の微妙な手ブレがない
- 医師のストレスが少ない
このように細かく正確に手術ができるため、
痛みが少なく、回復も早く、患者の早期の社会復帰も可能になります。
もはや凄すぎて、ドラえもんもビックリですね!
ロボット手術(ロボティックオペ)のデメリット
ロボット手術(ロボティックオペ)は先ほど挙げたように
メリットが多く、デメリットはあまり多くはありません。
デメリットは以下になります。
- 緊急事態に対処できない
- 使用に慣れている医師が少ない
- 費用が高い
- 機械自体の費用が高い
これらの問題は、ロボット自体が浸透していけば解消していくと思います。
このようにデメリットは少ないので、
今後どんどん普及していくでしょう。
ただ、手術自体にはデメリットは少ないですが、
ロボット手術(ロボティックオペ)により亡くなったニュースもありましたし、
責任問題がどうなるか、という問題があります。
ロボット手術(ロボティックオペ)で事故が起きた場合は、
病院に責任があるのか、ロボット製作会社に責任があるのか。
亡くなった場合に遺族がどのような気持ちになるのか。
医師が責任転嫁してしまわないか。
など、社会的問題に発展する可能性はあると言えます。
今後のロボット手術(ロボティックオペ)の動向に注目です!