大雪になるとスリップ事故が多発するそうです。
雪道の運転は本当に怖いですよね。
1つ間違えると大事故に繋がります。
そこで雪道での自動車運転5つのポイントをご紹介しますね♪
2014年の記録的大雪のニュース
まずは2014年の記録的大雪の時のニュースをご紹介します。
NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、
雪の影響で9つの県で合わせて12人が死亡し、
1人が重体となっているほか、
31の都府県で1200人余りが怪我をした。
このうち、広島県福山市では9日午前、
走行中のタクシーが道路そばの池に転落し、
運転していた68歳の男性が死亡した。
事故当時、路面は、8日に降った雪で凍結していたということで、
警察は車がスリップした可能性がある。
スリップ事故は2/9午後5時現在で
36の都府県で6015件に上っている。
(NHKニュース)
やはり雪道の交通事故が多くなりますね。
雪道は運転に自信がある人ほど気をつけなければなりません
毎年、雪が多くなる北海道の冬の事故を見てみましょう。
北海道警察本部によると
2011年11月~2012年3月の5ヶ月間に
北海道内で起きた全事故件数は7,235件で、
その25.4%にあたる1,840件を冬型事故が占めています。
その内訳は以下の通りになっています。
① スリップ 88.4%
② 視界不良 9.7%
③ わだち 1.6%
今回の大雪での雪道に慣れていない人だけでなく、
雪道に慣れている北海道の人でも、雪道や凍結している道での
ハンドル操作は難しいということです。
そこで雪道で運転する時の注意点をご紹介します。
雪道の運転の注意点
雪道の注意点を5つご紹介します♪
この注意点は最低限守って、安全運転を心がけましょう!
①準備をしっかりする。
雪道での運転は思いもしないトラブルがあります。
そんな時にしっかりとした準備をしておくことで、
慌てずに済みますね。
以下に便利グッズリストを載せるので、
チェックしてみてください。
タイヤチェーンかスタッドレスタイヤは必須です!
- タイヤチェーン
- スタッドレスタイヤ
- ジャッキ(パンクのタイヤ交換時)
- ブースターケーブル(エンジンがかからなくなった時)
- けん引ロープ(雪にタイヤがはまって動けない時)
- スコップ
- 軍手、ゴム手袋
- 長靴
- 懐中電灯
- 新聞紙
- ゴミ袋
- ガソリン
- ウォッシャー液
そして、駐車時にはワイパーを立てることを忘れずに!
②時間に余裕をもって計画する
雪の時はいつも以上に到着までに時間がかかります。
急ぐとスピードを出しすぎたり、トラブルも多く、
イライラして事故の要因になるので、余裕を持って行動しましょう。
③急発進、急ブレーキ、急ハンドルは禁止!
雪道は路面が凍っているため、
3つの「急」をしてしまうと、
勢いが止まらず、衝突事故に繋がります。
特にトンネルや橋の出入り口付近は
滑りやすい場所なので要注意!
④ハンドルを切る前にブレーキをかける
雪道の事故は先ほどのデータの通り、スリップ事故がほとんどです。
ハンドルを早く切りすぎるとスリップの原因になります。
そのため、ブレーキを踏んでスピードを緩めてから
ハンドルを切ることでスリップを防ぐことができます。
⑤車間距離を多く取る
雪道は路面が滑りやすく、注意をしていても
思った以上にブレーキが効かない場合があります。
そのためにも車間距離は十分に取りましょう。
雪道こそ、運転の基本が大切です!
自分だけでなく、相手の迷惑にもなりかねないので、
細心の注意を払いましょう(^O^)