危険?PM2.5がもたらす野菜への影響

 

中国から飛来してくるPM2.5が話題になっていますよね。

東日本大震災の時の放射能物質の問題のように、
PM2.5も野菜に付着しているのでは?
と心配される方も多いかと思います。

そこでPM2.5が付着している野菜の安全性についてご紹介しますね♪

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野菜は「胃」で消化される

そもそもPM2.5はなぜ問題になっているのでしょうか?
これがわかれば、野菜のPM2.5について理解できます。

 

 

以前の記事(PM2.5の症状と健康の影響)でもご紹介したように、
PM2.5は粒子の大きさが小さいため、
吸い込むと肺の奥深くまで入り込み、呼吸器の健康被害を引き起こす
ということが問題になっているのです。

 

 

野菜を食べた時に消化する器官は、「肺」ではなく「胃」です。

 

 

こちらの動画を見てみてください。

呼吸する時は、
口や鼻から入り、気管を経て「肺」に到達します。

 

 

それに対して、食べ物を消化する時は
口から入り、食道を経て「胃」で消化され
腸から吸収されて、体に作用します。

 

 

したがって、野菜や食品に含まれているPM2.5は肺には行かず、
胃に行くため全く関係ないのです。

 

 

野菜に付着したPM2.5を心配することは、
野菜に付着した花粉で健康を心配しているようなものです(笑)

野菜

野菜に含まれているPM2.5の成分は?

PM2.5が胃ではなく、肺の問題だとわかっていたとしても
お子さんがいる家庭などではちょっと心配になりますよね。

 

 

そこで次にご紹介するのは、野菜に付着しているPM2.5の成分についてです。

 

 

主に野菜に付着しているPM2.5の成分は
硫酸塩や硝酸塩などの塩類や炭素成分です。
この塩類や炭素成分を胃に取り込むことで問題はあるのでしょうか?

 

 

まず塩類についてですが、
塩類は私たちが普段食べている食品の中に普通に含まれています。
むしろ野菜に付着したPM2.5よりも多い量が食品には含まれています。

 

 

しかも、塩類は水に溶けやすい物質なので、
野菜を洗えば簡単に取り除くこともできます。

 

 

次に炭素成分については
これは焼き魚のお焦げなどに含まれている炭素成分よりも少ないです。

 

 

したがって、野菜に含まれているPM2.5の成分についても
体の影響はほとんどないと言えると思います。

 

 

繰り返しますが、PM2.5で問題になるのは「胃」ではなく、「肺」です。
これを理解すれば、野菜に含まれているPM2.5を
必要以上に心配することはなくなりますね(^O^)

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