水天宮といえば安全祈願で有名ですよね♪
子ども授かった、又は授かりたいという女性には最適なパワースポットです。
では、なぜ安産祈願で有名なのでしょうか?
そのそれぞれの説をまとめてみました♪
水天宮ってどんな神社?
(出典:wikipedia)
【住所】
東京都中央区日本橋浜町2-30-3
【アクセス】
都営地下鉄新宿線 浜町駅より徒歩1分
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅より徒歩7分
東京メトロ日比谷線 人形町駅より徒歩7分
【ご利益】
安産、子授け、家内安全
【URL】
http://www.suitengu.or.jp/
水天宮といえば、安産祈願として最も有名な神社の1つですよね。
また幸運を招く「日本橋七福神」の1つである弁財天として
知られるパワースポットでもあります。
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水天宮は、安産祈願として有名ですが、
実は元々は水難・除災の神として信仰されていたんですよ。
水天宮といえば、今は東京・日本橋の水天宮を指しますが、
本宮は九州・久留米の藩主である有馬家の邸内神でした。
それが有馬が江戸時代の参勤交代で江戸にいることが長く、
参拝できなかったために、東京に分霊しました。
当時、水天宮という名前から水難にご利益があるとされ、
漁師などが毎日のように水天宮を訪れました。
しかし、水天宮は当時は屋敷の中にあったため、
お参りしても塀の外から投げ入れて手を合わせるという形です。
この状況を見ていた有馬は水天宮の存在を考え直し、
毎月5日の日だけを一般開放しました。
そうなると、当時考えられなかった屋敷の中に一般人が入ることができたことで、
一気に水天宮の信仰は強いものになったそうです。
さらに、その人気ぶりから徐々に一般開放する日が増え、
最終的には毎日開放することになりました。
庶民、国民の期待に答える政治の鏡のような存在ですよね。
安産祈願の信仰が強くなった理由
水難・除災の神として信仰された水天宮が
なぜ安産祈願のご利益があるとして有名になったのでしょうか?
調べると3つの説がありました。
①犬が安産の象徴だから
昔から犬は安産の守り神と言われてきました。
徳川綱吉の時、有馬家の則維様は大名に昇格しました。
そして、犬公方と言われた綱吉様が可愛がっていたお犬様を
則維様は頂くことになりました。
そして、普通は参勤交代では犬を連れて行くことは考えられませんでしたが、
ある年の参勤交代では、則維様は可愛がっていたお犬様も連れて行くことになりました。
参勤交代では必ず病人や怪我人が出るものでしたが、
このお犬様が参加した参勤交代では、
怪我人などを出さずに終えたそうです。
その後の綱吉から頂いた犬の子孫も
参勤交代の時に「曳き犬」として、元気に勤めました。
そのことから有馬家といえば、お犬様。
お犬様と言えば安産の象徴。
という流れから安産祈願のご利益があると言われるようになった、という説です。
②明治天皇がお腹の中にいる時に安産祈願をした
明治天皇がお腹の中にいる時に、
当時は大阪にもあった水天宮に、
お腹の中にいる明治天皇の安全祈願を願って訪れていました。
それ以降、宮中の官女達も水天宮で参拝するようになり、
この伝えが一般人にも伝わり、
水天宮が安全祈願として有名になった、という説です。
③御祭神が天地創造の神だから
水天宮の御祭神は、以下となっています。
- 天御中主神(天地創造の神)
- 安徳天皇(水難・除災の神)
- 建礼門院(女難除けの神)
- 二位の尼
この中でも天地創造の神の天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)が
そもそも地球を作ったと信じれており、
すべてを生み出す神様として信仰されていました。
この神様が御祭神なため、安産祈願として有名となった、という説です。
子宝いぬ
水天宮には、先ほどご紹介したようなお犬様に象徴されるように、
「子宝いぬ」という犬の親子の像があります。
子宝いぬの周りには干支の文字が掘られていて、
自分の干支を撫でることで、
安産、子授け、家内安全などのご利益があると言われています。
その他、「安産子育て河童」という像や「子育て御守り」などもあり、
安全祈願するには絶対行ったほうが良い神社ですよ♪