今から注目選手をチェックしときましょう！

今回はメダル獲得期待大のノルディック複合の注目選手です。

兄弟でオリンピック出場を決めたという点にも注目です！

ノルディック複合って何？

ノルディック複合とは
ノルディックスキー・コンバインド（Nordic combined）のことで、
クロスカントリーとスキージャンプを組み合わせて競う競技です。

イメージでは、ゴールシーンがクロスカントリーなため、
クロスカントリーの方が強いと思いますが、
実はその前にスキージャンプをしているんです。

クロスカントリーは持久力、
スキージャンプでは瞬発力が必要で、
総合的な力が必要とされます。

この２種目では、使う筋肉が異なるため、
うまく調整することが難しく、「キングオブスキー」とも呼ばれています。

見所はやっぱり、クロスカントリーです！
最後の最後で順位が入れ替わることもあり、目が離せません！

ルール

前半にジャンプ、後半にクロスカントリーを行います。

前半のジャンプの得点差をタイム差に換算し、
トップから時間差をつけて後半にクロスカントリーをスタートします。
そして、最初にゴールした選手が優勝です。

日程

２月１２日　ノーマルヒル／１０キロ
２月１８日　ラージヒル／１０キロ
２月２０日　団体

ソチオリンピック日本代表は？

ソチオリンピック日本代表は以下の５名です。

ソチオリンピックの注目選手は？

注目選手は、3大会連続でオリンピックに出場している渡部暁斗選手です。

長野県白馬村で生まれ育った渡部選手は
長野オリンピックを会場で見て、ジャンプスキーを始めたそうです。

ですが、思いのほかクロスカントリーで実力を発揮し、
ノルディック複合で才能を開花させました。

渡部選手は、９４年リレハンメル五輪の団体戦で
金メダルを獲得したメンバーの1人でもあります。

まずは彼の成績をご紹介します。

2013年のW杯では２位が１回、３位が３回で
表彰台が計４回という順調な滑りを見せていました。

しかし、年明けにインフルエンザにかかってしまったことで、
体力面が心配されましたが、
最後のW杯では見事に３位に入り、復活を果たしました。

渡部選手のクロスカントリーは、「エコ走り」と言われています。

渡部選手は今シーズンにフォームを改造し、
体重をスキーの一点に集中させ、
少ない力で伸びのある走りをする「エコ走り」を完成させました。

エコな走りで他の選手よりも力を最後まで貯めておくことができるので、
ラストスパートで大逆転することも期待できます。

ライバルはドイツのエリック・フレンツェル選手です。
W杯でも４連勝中で、金メダル最有力候補と言えます。

しかし、何が起こるかわからないのがオリンピックの面白い所です！

ちなみに、渡部善斗選手は渡部暁斗選手の実の弟です。
兄弟のメダル獲得を期待しましょう！

「今から（原発）ゼロなら、五輪を返上するしかなくなる」

と発言して話題を集めています。

なぜこのような発言をしているのでしょうか？
その答えは五輪返上の歴史にありました。

なぜ「五輪返上」という発言をするの？

初めて東京オリンピックが開催されたのは1964年で、
2020年にもう一度東京でオリンピックが行われることが決定し、
盛り上がっていますよね。

実は約80年前の1940年にも、東京オリンピックが開催される予定だったんです。

オリンピック史上初めて史上初めて欧米以外の有色人種国家であり、
アジアで行われるオリンピック大会として準備が進められていたものの、
日本政府が開催地を返上し、「幻のオリンピック」となりました。

この歴史と東京オリンピック決定後の五輪返上デモがあるからこそ、
森元首相は皮肉を込めて発言しています。

五輪返上の歴史

五輪返上の歴史を年表で見てみます。

1938年に日中戦争以外の資材をオリンピックで使わないために決定された、
とあります。
つまり、日中戦争を遂行するために五輪返上がされたということです。

戦争とはまた別の話ですが、
原発問題でまだ完全に安全だと言えない日本で
本当にオリンピックが開催して良いのか？という議論がされています。

脱原発派の小泉元首相と原発推進派の森元首相の今後の発言に注目ですね。

雪山の中で銃を放つ競技で、見てて凄くワクワクしますよ！

スキーをしながら銃をぶっ放つ光景は異様です（笑）

ソチオリンピックで絶対に見たほうが良いので、ご紹介しますね。

バイアスロンとは？

バイアスロンとは
クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた複合競技です。
「バイ」はギリシャ語で「２」を意味し、「アスロン」は競技という意味です。

スキーの早さと、射撃の正確さで競います！
単なる射撃ではないというのがポイントで、
全力でスキーを滑った後に射撃を行うので、
息が荒ぶっている状態で射撃を行わなければならず、冷静さが重要になります。

この面白い競技、発祥も面白いです(^O^)

バイアスロンの原型は、スキーで野や山を駆け回り、
銃で獲物を撃つ冬の狩猟であり、
これが後に雪中戦や森林警備隊の技術として用いられるようになりました。

競技としては、18世紀後半にスウェーデンとノルウェーの軍人が
行ったのが始まりと言われています。

当時はまさかこれがスポーツ競技になるとは思ってなかったでしょうね（笑）
スキーとライフル銃を組み合わせるなんて凄い発想をしたものです。

バイアスロンのルールは？

バイアスロンの競技は、
スキーをして射撃、スキーをして射撃、を繰り返します。
射撃には伏射、立射があり、種目によってレース中に射撃を行う回数が違います。

射撃で的を外すと、タイムにペナルティーが課されるという仕組みです。
滑走タイム+ペナルティータイムの合計で順位を競います。

しかし、順位どうこうよりスキーをして射撃をするという光景が
見てて興奮しますよ(^O^)
見てるうちに思わず、見入っちゃうと思います！

バイアスロンの中でもオリンピックでは以下の４競技が行われます。

バイアスロンの日本代表は？

期待の日本代表選手は

以上５名、全員自衛隊です！！

普段は私たち守る自衛隊。
ソチオリンピックではどんな姿を見せてくれるのでしょうか。

スノーボード種目一覧

スノーボードの中でも以下の５種目に分かれています。

このうち「スロープスタイル」がソチオリンピックからの新種目となりました。

注目選手って誰？

今回はスノーボードの花形種目ハーフパイプの注目選手をご紹介します。

「ハーフパイプ」とは、振り子のように左右に滑走し、
空中での回転数や精度を競う競技です。

ドラマ「ラストシンデレラ」で三浦春馬が演じていた少年がやっていた
スケボーのスノーボード版ですね！

めちゃくちゃカッコイイですよね。

まだ日本代表は正式に決定しておらず、１月中旬に決定予定です。

平野歩夢（１５歳）

オリンピックのハーフパイプは、アメリカのショーン・ホワイトが
２大会連続で金メダルを獲得しています。

今回も当然３大会連続の金メダルを狙ってくるのですが、
そのショーン・ホワイトを脅かす存在なのが、平野選手です。

ワールドカップでの初出場で初優勝を達成した、ハーフパイプ界の新星です！

しかも当時は１４歳で、１４歳での優勝は史上最年少です。

兄である英樹の影響で４歳でスノーボードを始め、スノボ歴は１０年です。

１４歳ということもあり、まだまだ伸び盛りです。

怖いもの知らずの勢いでメダル獲得も期待できるでしょう！

平岡卓（１８歳）

http://www.youtube.com/watch?v=sqxV6B1JDDQ

モーグルスキー選手であった父の影響で、スキーを3歳で始めたそうです。

小学1年生の頃、家族全員でスノーボードに初挑戦し、
翌年には初出場したJSBA西日本選手権で優勝を飾る。

たった１年で優勝をしてしまうのは凄いですね！

そして１２歳ですでにプロになっています。

２月のワールドカップで優勝したことにより、
一気にメダル候補へと駆け上がりました。

「海外誌が選ぶ2013年注目の若手ライダートップ50」でも10位選出されました。

「目標は金メダル」と言い切る平岡選手に注目です！

そこでいつも目につくのが、オリンピックのシンボルマーク。

あの５つの輪っかにはどんな意味があるのか気になりませんか？

シンボルマークの意味には３つの説がありました。

オリンピックマークっていつできたの？

オリンピックマークは、「近代オリンピックの父」と呼ばれているピエール・ド・クーベルタンによって、
古代オリンピックの開催地の一つであるデルフォイ（ギリシャ）の祭壇にあった
休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章を目にして、それを基に制作されました。

そして、1914年にIOC（国際オリンピック委員会）設立20周年記念式典で発表されました。

てことは、来年2014年はオリンピックマーク１世紀記念日ですね♪

１つのマークが１世紀も使われているって凄いことですね(^O^)

ちなみに、IOCの許諾を得ない商業利用は、1981年に締結された
「オリンピックシンボルの保護に関するナイロビ条約」で禁止されています。

ピエール・ド・クーベルタンって誰？

ピエール・ド・クーベルタンはIOCを設立した一人でもあり、

「近代オリンピックの父」と呼ばれています。

彼は、元々フランスの教育者でしたが、

世界平和の祭典としてオリンピックを提唱し、それに賛同した人たちとIOCを設立しました。

なんと彼は、1912年第５回ストックホルム大会の芸術競技で、

自ら金メダルを獲得しています（笑）

委員会を運営しながら、競技に出るって今は考えられませんね（笑）

また、彼の提唱によって近代五輪競技（射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニング）が、1912年第５回ストックホルム大会から種目に採用されました。

マークにはどんな意味があるの？

マークの意味には３つの説あります。
順に説明しますね。

①世界の５大陸を意味する

左から青、黄、黒、緑、赤の五つの輪は、
ヨーロッパ大陸、アジア大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アメリカ大陸をあらわしています。
何色が何大陸をさしている、ということはないようです。
ただこの五色は、世界中の国旗に使用されている色をあらわしています。

②５つの自然現象を意味する

青＝水、黄＝砂、黒＝土、緑＝木、赤＝火　です。

自然あってこそのスポーツですしね。美しいです。

③スポーツの５大鉄則を意味する

情熱、水分、体力、技術、栄養　です。

色の区別は明らかにされていません。

それぞれ面白いですね。

当たり前のように開催されていますが、全世界でスポーツ大会をするってことは、
これだけ多くの要素が絡み合わないと実現できない、ということでしょうか。

いかがでしたか？

オリンピックマークは世界平和の象徴とも言えるかもしれませんね。

そろそろソチオリンピックが始まるんだなあと感じています。

それと、そもそも冬季オリンピックっていつから始まったんでしょうか？

ソチオリンピックをより楽しむために、
冬季オリンピックの歴史とソチの注目選手をまとめてみました。

冬季オリンピックっていつからあるの？

Olympics 2012 / Mike_fleming

近代オリンピックは1896年にギリシャのアテネで開催されました。
16回大会（1992年）のアルベールビルオリンピック（フランス）までは、
夏季オリンピックと冬季オリンピックは同年に開催されていました。

1年中オリンピックだったわけですね（笑）

第17回大会（1994年）のリレハンメルオリンピック（ノルウェー）からは
夏季オリンピックの中間にあたる年に開催されるようになり
2年ごとに夏と冬にオリンピックを楽しめるようになりました。

だから4年ごとに開催されてる気がしないんですね…！
2年ごとに国民全体でスポーツを楽しめることは良いことです♪

さらに冬季オリンピック開催年はFIFAワールドカップと同じ年に開催されるので、
夏と冬にスポーツ観戦が楽しめます！
まさに2014年はスポーツの年ですね♪

冬季オリンピックは2月で、ワールドカップは6月から始まります。
スポーツファンにとっては、楽しい1年になりますね(^O^)

冬季オリンピックの競技って何があるの？

夏季オリンピックは、種目の入れ替えが話題になっていますが、
冬季オリンピックはどんな種目があるか、あまり知られていませんよね。

この１４個の種類のうち、様々な種目に分かれています。

このうちソチオリンピックからは、以下の６競技が新採用されました。

バイアスロンはわからない人が多いと思うので、こちらにまとめました！
良かったら参考にしてください♪
⇒　ソチオリンピックの注目競技バイアスロン！バイアスロンって何？

ソチオリンピックの注目選手は？

ソチオリンピックは、2014年2月7日～2月23日に行われます。
ソチは、ロシアの西南部にあります。

まだまだ選考中ですが、その中でも注目選手をご紹介します♪
今後注目して見てみましょう！