七福神の並び順やそれぞれのご利益ってご存知ですか?
七福神にはそれぞれに深い意味があります。
そして意味を知ることで、並べ方もわかるようになります。
ご紹介しますね♪
七福神の並べ方
七福神の並べ方は、一般的には、
「恵比寿、大国天、弁財天、毘沙門天、布袋尊、福禄寿、寿老人」
とされています。
これは、七福神は最初から七神がいたわけではなく、
桃太郎のように、この並べ方の順番で加わっていったからです。
ですが、この並べ方が決まりではなく
願い事の順番で並べるのが良いとされています。
七福神のそれぞれのご利益を知っておけば、
その時の願い事で順番を変えられますね♪
七福神の由来とご利益
七福神のそれぞれの由来、持ち物の意味、
そしてどんなご利益があるのかご説明しますね。
恵比寿天(えびすてん)=商売繁盛の神
画像1番前の神様。
七福神の中で唯一の日本の神様です。
満3歳になっても歩かなかったため、
船に乗せて捨てられ、
漂着した浜の人々の手によって手厚く祀られました。
恵比寿天が持っている「釣竿」は
「釣りして網せず」つまり、
暴利をむさぼらない清い心を表しています。
大黒天(だいこくてん)=商売繁盛の神
画像真ん中の神様。
大黒天はインドのシヴァ神の化身の一つで、
一度は仏となりましたが、
人々の幸福を授けるためにこの世に現れたと言われています。
頭につけた頭巾は「上を見ない」という謙虚さ。
2つの米俵は「二表で満足をする」という、
欲を張らない清廉な心を示しています。
日本橋七福神の大黒天は松島神社で、
松島神社に行くと夢が叶うと言われています。
松島神社についてはこちらをご覧下さい♪
⇒ おしかけスピリチュアルで紹介!松島神社「良夢札」で夢が叶う?
弁財天(べんざいてん)=芸能・学問の神
画像左後ろの神様。
七福神の中で、唯一の女神です。
インドの河川の神でしたが、
音楽の神、言語の神としても信仰されました。
芸能・学問の神ということは、
これらの運が上昇し、金運もアップするということで
金運アップにもご利益があると言われています。
日本橋七福神の弁財天は2つあります(笑)
まず1つ目は小網神社で、
強運厄除・金運上昇のパワースポットと言われています。
小網神社についてはこちらをご覧下さい♪
⇒ 日本橋七福神「小網神社」は強運厄除・金運のパワースポット
2つ目は水天宮で、安産祈願のパワースポットとして有名です。
水天宮についてはこちらをご覧下さい♪
⇒ 安産祈願のパワースポット水天宮!安産祈願となった3つの説
毘沙門天(びしゃもんてん)=勝負事の神
画像1番後ろの神様。
インドの財宝福徳を司り、インドの北を守る善神です。
七福神の中で唯一武将の姿をしています。
中国では無敵の闘神で四天王のうちの1つとされました。
布袋尊(ほていそん)=開運・良縁・子宝の神
画像右前の神様。
七福神の中で唯一の実在の人物です。
いつでも笑顔を絶やさず、人々に接していた人で、
大きな袋には宝物が多く入っており、
信仰の厚い人にその宝物が与えられたと言われます。
寿老人(じゅろうじん)=長寿の神
画像右後ろの神様。
竜骨座の中の「寿星」または
「南極老人星」と呼ばれている星を人格化したものです。
中国では皇帝の寿命を支配する星と考えられました。
日本橋七福神の寿老人は笠間稲荷神社で
仕事運アップのパワースポットと言われています。
笠間稲荷神社についてはこちらです♪
⇒ 笠間稲荷神社は仕事運アップのパワースポット
福禄寿(ふくろくじゅ)=福徳・人徳・長寿の神様
画像左前の神様。
寿老人と同じく、宋代に「寿星(南極老人星)」が、
違った姿で描かれるようになりました。
福禄寿という三文字の名前は、
幸福・子孫を表す「福」、身分・金銭を表す「禄」、長寿を表す「寿」
から成っていて、中国・道教の長寿神として知られます。
まとめ
七福神の由来とご利益は理解できましたか?
由来やご利益を理解できれば、
さらに七福神に守られ、パワーがみなぎってきますよね♪