「うわぁ~~、はぁはぁはぁ」
大声を出して、荒い息遣いで起きたのですが・・・・
なんで、こうなったのか思い出せない!
こんな体験ありませんか?
しかも、良かったような夢は、忘れちゃうのに
よりによって悪夢の時に限って、覚えていますよね(^_^;)
これは、なぜなのでしょうか?
調べると、めちゃくちゃ意外な夢のメカニズムがあったんです!
今回は、私の謎な夢と共に、見ていきますねっ!笑
そもそも、なぜ夢を見るの?
まず、夢を見るのは、ちゃんとした理由があります。
映画みたいに、
私たちを楽しませたり、怖がらせたりするために、見るんじゃないんです!
夢を見る理由は、ズバリ・・・
記憶の整理 です。
毎日、生活していく中で、見たり、感じたりした記憶を
タンスの引き出しにしまうように、整理しているんですよ~!
例えば、私はつい最近、地球が滅亡しそうな夢を見て、
「あ~やばい!!死ぬ~!」
ってところで、ハァハァ言いながら、目が覚めました(笑)
なぜ、こんな夢を見たのか、と考えてみると
地球に小惑星が落ちて、滅亡寸前まで行くストーリーの
「ディープインパクト」という映画を、見たからです。
この「ディープインパクト」の記憶と
私の今までの記憶が合わさって、夢として出てきたんですね。
でも、記憶を整理するなら、
「ディープインパクト」を、そのまんま再生すれば良いのに
なぜ、登場人物が自分に、なっているのでしょうか?
その理由は、脳が、色んな記憶を
「どの引き出しに入れようかな~!」
と迷って、あっちこっち行ったりして、色んな記憶が混ざるからです!
だから、現実ではありえない意味不明な夢が、出来上がるんですね。
さて、次は、いよいよ本題にいきますね~!
なぜ夢は忘れるの?
「なぜ夢は忘れてしまうのか」というと、
夢という記憶は、「必要ないもの」だからです。
全ての記憶を、全部重要なものとして、記憶してたら
いざという時に、ちゃんと記憶を引っ張り出せません(^_^;)
夢を見ている時に、記憶をせっかく整理したのに、
また鮮明に記憶しちゃったら、意味がないですよね(笑)
記憶の区別について、ちょこっと、ご説明しますね♪
・「重要なもの」
・「重要でないもの」
・「必要でないもの」
に区別して、記憶を整理しています。
「重要なもの」は、簡単に取り出せる場所に、引き出しがあって、
「重要でないもの」は、脳の奥の方に、引き出しがあるんです。
また、「必要でないもの」と判断されたものは
すぐに、その記憶は捨てられます。
小学生くらいの記憶が、段々薄れてきたのに、
「昔よく遊んだ場所に行ったら、急に過去の記憶が蘇ってきた!」
なんて経験、ありませんか?
それは、その時に必要だったから、脳が引き出しを開けたんです!
このように、記憶は、
「重要なもの」 ⇒ 「重要でないもの」 ⇒ 「必要でないもの」
と段々薄れていきますが、何かのひっかかりで、引き出しがパッと開くこともあります。
ですが、夢には、
悪夢のように、記憶として残るものもありますよね!
夢の記憶は、必要ないはずなのに、
なぜ記憶に残るものも、あるんでしょうか?
次に、その違いについて、ご説明しますね。
なぜ「忘れる夢」と「覚えている夢」があるの?
睡眠は、
体は眠っているけど、脳は活動している状態
体は活動しているけど、脳は眠っている状態
この2つの睡眠の状態を、約90分の周期で、交互に繰り返しています。
実は、夢は、一晩に一つの夢ではなくて、
このレム睡眠の時に、何度も見ているんです。
それらの夢のうち、
最初や途中に見た夢の記憶については、
見終わった時点で、「必要ないもの」として、失われてしまいます。
しかし、レム睡眠の真っ最中で、
見ていた夢が失われる前に、目覚めた場合は
起きた後の数分は、短期記憶として残っているんです!
そして、強烈な夢だった場合は、
「あ~あの夢は凄かった・・・」
のように、もう一度記憶し直しているから、後まで夢の記憶が残るんですよ~!
ちなみに、最近見たもう1つの夢は、
男性である私が、男性と付き合っている夢です(笑)
やはり、こういう強烈な夢ばかり、記憶に残っていますよね。
そして、夢で登場した男性は
私がカッコイイなあ、と憧れている男性でした(^_^;)
このように、夢は、個人的な感情までも、記憶に混ぜて保存しています。
「イライラしてたのに、寝たらスッキリした!!」
という現象は、イライラを整理して
どこかの引き出しにしまったか、捨てたから、スッキリしてるんですよ!!
最後に
今回は、夢について、見ていきましたが
私たちの頭の中って、ほんとに不思議ですよね~!
ちなみに、風邪の時とかって
空間が伸びたり縮んだりする夢を、見たりしませんか?
これには、面白い名前がついていて、
「不思議の国のアリス症候群」って言うんです(笑)
なんとも、可愛い名前ですよね。
風邪の時は、それどころじゃありませんが(^_^;)
では、次こそ、良い夢が見られますようにっ!