ソチオリンピックのフィギュアスケートの日本代表が選出されましたね!
そこでいつも目につくのが、オリンピックのシンボルマーク。
あの5つの輪っかにはどんな意味があるのか気になりませんか?
シンボルマークの意味には3つの説がありました。
オリンピックマークっていつできたの?
オリンピックマークは、「近代オリンピックの父」と呼ばれているピエール・ド・クーベルタンによって、
古代オリンピックの開催地の一つであるデルフォイ(ギリシャ)の祭壇にあった
休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章を目にして、それを基に制作されました。
そして、1914年にIOC(国際オリンピック委員会)設立20周年記念式典で発表されました。
てことは、来年2014年はオリンピックマーク1世紀記念日ですね♪
1つのマークが1世紀も使われているって凄いことですね(^O^)
ちなみに、IOCの許諾を得ない商業利用は、1981年に締結された
「オリンピックシンボルの保護に関するナイロビ条約」で禁止されています。
ピエール・ド・クーベルタンって誰?
ピエール・ド・クーベルタンはIOCを設立した一人でもあり、
「近代オリンピックの父」と呼ばれています。
彼は、元々フランスの教育者でしたが、
世界平和の祭典としてオリンピックを提唱し、それに賛同した人たちとIOCを設立しました。
なんと彼は、1912年第5回ストックホルム大会の芸術競技で、
自ら金メダルを獲得しています(笑)
委員会を運営しながら、競技に出るって今は考えられませんね(笑)
また、彼の提唱によって近代五輪競技(射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニング)が、1912年第5回ストックホルム大会から種目に採用されました。
マークにはどんな意味があるの?
マークの意味には3つの説あります。
順に説明しますね。
①世界の5大陸を意味する
左から青、黄、黒、緑、赤の五つの輪は、
ヨーロッパ大陸、アジア大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アメリカ大陸をあらわしています。
何色が何大陸をさしている、ということはないようです。
ただこの五色は、世界中の国旗に使用されている色をあらわしています。
②5つの自然現象を意味する
青=水、黄=砂、黒=土、緑=木、赤=火 です。
自然あってこそのスポーツですしね。美しいです。
③スポーツの5大鉄則を意味する
情熱、水分、体力、技術、栄養 です。
色の区別は明らかにされていません。
それぞれ面白いですね。
当たり前のように開催されていますが、全世界でスポーツ大会をするってことは、
これだけ多くの要素が絡み合わないと実現できない、ということでしょうか。
いかがでしたか?
オリンピックマークは世界平和の象徴とも言えるかもしれませんね。