「抱きしめたい」で北川景子が患った高次脳機能障害の症状って?

 

今日から映画「抱きしめたい」が公開ですね!

主人公であるつかささんは「高次脳機能障害」という病気ですが、
「高次脳機能障害」とはどのような病気でしょうか?

この病気を知ると、映画をより理解できるかもしれません。

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※つかささんが妊娠後に患った難病に関してはこちらを参照してください。
⇒ 映画「抱きしめたい」で北川景子が患った病気ってどんな病気?

高次脳機能障害の症状って何?

「高次脳機能」とは、心を操っている脳機能のことです。
人間の他の動物よりも優れている脳の働きを言います。

 

 

高次脳機能障害とは、「高次脳機能」の障害で、
脳の損傷によって起こる様々な障害のことを言います。

 

 

その障害は、脳の損傷部位によって多岐に渡ります。

    • 記憶障害

新しい経験や情報、約束が覚えられなかったり
自分がしたことを忘れてしまったりすること。

「抱きしめたい」のつかささんも記憶障害が強く、
夫と一緒にしたことを忘れてしまったりしていますよね。

    • 注意障害

集中力がなく、気が散りやすい。
そして簡単なミスも多くなってしまうこと。

    • 遂行機能障害

論理的に物事を考えられない。
計画や優先順位が立てられなくこと。

    • 社会的行動障害

感情のコントロールができなくなること。

これらの症状を見てもわかるように、
健常者が普通にできていることが、全くできないわけではなく
苦手になっているような症状です。

 

 

そのため外見から症状が分かりにくく、
自覚症状も薄いため「隠れた障害」と言われています。

 

 

発症年齢は、比較的若い人が多く、平均すると29.8歳です。
10代~20代、そして男性が多いです。

高次脳機能障害の原因は?

高次脳機能障害の原因は主に2つあります。

    • 脳血管障害

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などから
脳の血管が詰まったりすることで、脳を損傷してしまいます。

    • 外傷性脳損傷

交通事故や転落事故で頭を打ってしまうことで
脳を損傷してしまいます。
「抱きしめたい」のつかささんはこちらですね。

頭を打つって本当に怖いですね。。
命が助かっただけでも幸運かもしれませんが。

記憶障害の日常生活での対処方法

ペン
つかささんの場合は、特に記憶障害が強かったようです。

 

 

記憶障害の対処方法としては、
日記を書く、必ずメモを残す、アラームを使う。
などがあります。

 

 

紙に記録として残しておくことで、何度も思い出すことで
脳に記憶として焼き付きます。
つかささんも、忘れたくないことは必ずノートに書き留めたそうです。

「障害があっても、夢はあきらめない」
「これでもか、これでもかとがんばる人が、夢を持ち続けていける」

つかささんは「福祉の道で活躍すること」が夢で、
その夢を掴むために、このようなことをノートに書いていたそうです。

 

 

そして、福祉の仕事に就くことができ、
しかも一人暮らしもしていました。

 

 

記憶障害があるのに、専門知識が必要な福祉の職に就き
自分の力で生活できていたのは、本当に凄いことですよね。

 

 

もう1つの夢は「好きな人と結婚すること」で、
ノートに色んな思い出や記憶を書き残したことで、
見事、雅己さんとゴールインできたと言えますね。

 

 

これは高次脳機能障害でなく、
健常者でも意識して行うことで、
日常生活をよりよく過ごせると思います。

 

 

私たちもつかささんを見習って、
自分の記憶を記録として残し、
困難を乗り越えていきたいですね。

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