マダニ感染症で死亡者!マダニの大きさや生息地は?

 

マダニを媒介とするウイルス感染症が西日本を中心に
相次いで確認され、21人が死亡しています。

この感染症はまだ有効な薬剤やワクチンがないため
発症したら対策がしづらくなります。
まさに「殺人ダニ」です・・・。

マダニに刺される前に対策することが大切になります。

命を守るためにもマダニの大きさや生息地などを確認しときましょう。

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マダニ感染症って何?

マダニを媒介する感染症は何種類かありますが、
今回の殺人ダニと呼ばれる感染症は
「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)です。

 

 

感染すると潜伏期間6日~14日を経て、以下の症状が出始めます。

  • 発熱
  • 食欲低下
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 全身の痛み

これを見てもわかるように風邪と症状が似ていて
マダニに咬まれても痛みやかゆみはありません。

 

 

致死率は10 – 30%であると言われていますが、
死亡者が多発していることからこれより高くなることも考えられます。

 

 

しかも死亡者の場合、発症から10日程度で亡くなるケースもあるため、
早急な発見が大切になります。

ショック

マダニってどんな虫?

マダニは、世界中に800以上の種類が知られ、
日本には47種が生息しています。

 

 

このうちSFTSウイルスとなっているのは、
フタトゲチマダニやオウシマダニという種類のマダニです。

 

 

マダニの生息地は、草むらだけでなく、裏山や裏庭、畑、あぜ道など
私たちの身近な場所にも多く生息しています。

 

 

また3~11月にかけて活動が活発になるため、
まさに今の時期から注意が必要になります。

この動画を見てもわかるように、マダニの大きさは本当に小さいです。
ですが、大きさは2mm~3mmで肉眼でも確認できる大きさなので、
付着しているかどうかはわかります。

 

 

しかも腹が立つことに血を吸うと憎きマダニは膨れ上がり、
1cmを超える大きさになります。

 

 

しかし、噛まれてもよくわからないため、
知らないうちに噛まれている可能性があります。

 

 

噛まれたら自分で引き抜こうとすると、
マダニの牙が体内に残ってしまう可能性があります。
ですから、安全性も考えて必ず病院(皮膚科)に行きましょう!

 

 

暖かくなるにつれて、
山などにハイキングやピクニックに行く機会が増えますよね。

 

 

そういう時こそ注意が必要なので、
次に紹介する方法で予防をしてください!

ハイキング

マダニの予防法

マダニの予防法は、有効な薬剤やワクチンがないため、
自分自身で予防することが大切になります。
次の3つは最低限行いましょう!

①肌の露出を少なくする

山などに行く時は、次のことをして
マダニの服の中の侵入を防ぎましょう

  • 首にタオルを巻く
  • ズボンの裾に靴下を被せる
  • シャツの袖口は手袋の中に入れる

長そでや短パンは論外です!
なるべく肌の露出は少なくしましょう。

②帰宅後に上着をはたく

上着にマダニが付着してる可能性があります。
必ずはたき、さらにガムテープなどでマダニを取り除くと効果的。

③帰宅後にシャワーでチェック

マダニは体についても、
血を吸うまでに数時間皮膚の上を動き回っているので
血を吸われる前にシャワーで洗い流しましょう!

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