ねぶたとねぷたの違いって?三大ねぶた祭りを徹底比較!

 

今年は、青森ねぶた祭りに行ってみたい!!

って思って、検索してみると、
弘前や五所川原やら、わけがわからない・・・

さらに、ねぶたとねぷたって、どう違うの?

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と、疑問がたくさん出てきますよね。

 

私も、去年・一昨年と、東北に一人旅した時に
ねぶた祭りを興味津々で検索したら、混乱してしまいました(^_^;)

 

そこで、その違いや、それぞれのお祭りの特徴について
徹底的に、調べあげましたよ~!

同じく、混乱してる人にとっては
必ず役立つので、シェアしますね^^

ねぶたとねぷたってどう違うの?

まずは、ねぶたとねぷたの違いについて、
ご説明していきますね!

 

実は、ねぶた(ねぷた)と言っても、
全部で、30種類以上もあって、
青森県内の各地域によって、少しずつ違うんです。

 

その中でも、
特に「三大ねぶた」と言われている

・青森ねぶた
・弘前ねぷた
・五所川原たちねぷた

が有名で、
青森がねぶた(B)、弘前・五所川原がねぷた(P)です。

 

この違いは、一言で言うと、、、

 

訛りの違い です。

 

これを、詳しく説明しますと、
まず、ねぶたの由来は、
「ねむり流し」という行事からきていると、言われています。

 

「ねむり流し」とは、
七夕に、木の枝や藁人形などを流す、というもので
夏の睡魔を追う行事でした

 

これは、病にかかったり、負傷すると
「ねる」ことになるため、

ねむりを流す=病気にならない

という願がけで、この行事を行っていました。

 

この「ねる」「眠たし(ねむたし)」が、
地域によって訛り、

・「ねむてぇ」=ねぶた(B)

・「ねぷてぇ」=ねぷた(P)

に分かれたんです!

 

津軽弁独特の訛りですよね~!

私も、青森出身の女の子の友達が
出会った頃は、自分のことを「ワイ」って言ってて
ビックリしました(笑)

 

ちなみに、なぜ七夕「ねむり流し」を行うのかと言うと、
7月7日前後は、「1年の後期の始まり」だからです。

 

七夕と言えば、7月7日が定着してますが、
これは、実は旧暦
現在の暦だと、1ヶ月遅れで8月7日前後です

 

だから、ねぶた祭りは、
8月7日前後に、行われているんですよ!

 

由来や日程など、繋がってくると
歴史は、とっても面白いですよね^^

次は、三大ねぶた祭りの違いを、ご説明しますっ!

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青森ねぶた祭り

 日時:8月2日~8月7日
 場所:青森県青森市
 来場者数:300万人
 掛け声:ラッセラーラッセラー
 高さ:約5m

まず、テレビなどでよく放送されるのは
青森ねぶたで、最も人気が高いです。

 

ねぶたの形は、立体的な人形型
横に、でっかいんですよー!

 

青森ねぶたの1番の特徴は、
「ハネト」「囃子(はやし)」がいることです。

 

「ハネト」とは、
この動画の、4分30秒~のような
踊ったり、ピョンピョン跳ねたりする人たちのこと!

 

ラッセラーラッセラー!

って言いながら跳ねていて、すごく楽しそうですよね♪

 

ちなみに、このハネトは
自由に、参加することができます^^

 

また、「囃子(はやし)」は、動画の2分50秒~のような
手振りがねや、笛、太鼓などで、
会場を、楽しませてくれる人たちです。

 

このように、青森ねぶたは、
「戦勝の祭り」と言われているため
みんなで、お祝いしている雰囲気があるんですよ。

 

さらに、青森ねぶたは、ねぶた祭りの最後に、
賞を取った、ねぶたの海上運行と一緒に
花火も、打ち上がります!

ねぶたと花火のコラボが観れるのは
青森ねぶた限定ですよ~!

弘前ねぷた祭り

 日時:8月1日~8月7日
 場所:青森県弘前市
 来場者数:160万人
 掛け声:ヤーヤドー
 高さ:約5~9m

弘前ねぷた祭り
青森と違い、割と静かめで、ハネトはいません。

これは、弘前ねぷた
「出陣の祭り」と言われているため、厳かにやっているんです。

 

また、ねぷたの形も違い、扇形で、
表が「武者絵」、裏が「見返り美人」が、描かれています。

 

この動画を見ても、わかるように、
同じねぶた祭りでも、全然雰囲気が違いますよね(´∀`)

 

さらに、

ヤーヤドー!

の掛け声は、「ねぷた喧嘩」が行われていた時代の
「ヤァ!ヤァ!」という怒声が、変化したものなんですよ~!

 

面白いですよね(^O^)

個人的には、「やってやるぞ~!」
言っているようにも、聞こえますが(笑)

五所川原たちねぷたまつり

 日時:8月4日~8月8日
 場所:青森県五所川原市
 来場者数:147万人
 掛け声:ヤッテマーレ
 高さ:約22m

五所川原たちねぷたの1番の特徴は、
なんといっても、格が違うデカさ!!

 

7階建てビルレベルの高さ
動画でも、全体が入りきってないですよね(笑)

 

あまりにもデカすぎて、
電気の普及で、電線が張り巡らされたことで
一時は、運行中止になっていたんです(;_;)

 

ですが、たちねぷたを復活させる活動が行われた結果、
1998年に、見事復活しました

 

それ以降、毎年1基ずつ、新作が作られ
孫悟空ガンダムなどの
ユニークな、たちねぷたもあるんですよ~!

 

また、五所川原たちねぷたまつりは、
「戦中のお祭り」と言われていて、
「ヤッテマーレ!」は、「やっちまえ!」という意味です。

 

ハネトはいますが、
自由に、参加することはできないので
観光しながら、「ヤッテマーレ!」を合唱してくださいね^^

最後に

今回の記事、いかがだったでしょうか?

それぞれの違いに、意味があって、
すごく面白いですよね。

 

どのお祭りも特徴があり
日にちも近いので、ハシゴするのも良いかも♪

では、ねぶた祭りを、堪能できますように(´∀`)

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